「尿タンパク」は陰性でも…糖尿病の人が追加するべき検査

公開日: 更新日:

 では、陰性だから大丈夫かというと、そうでもないのです。

 糖尿病の合併症のひとつの糖尿病腎症だと、尿タンパクの定性検査で陰性であるにもかかわらず、アルブミンというタンパク質がわずかに含まれていることが少なくありません。その状態を放置すると、糖尿病腎症が悪化し、腎不全を起こし、人工透析を余儀なくされます。

 糖尿病の人は、尿タンパク検査だけでは不十分ということです。そこで欠かせないのが、わずかなアルブミンも検出できる「尿中微量アルブミン」を定期的に受けることが無難でしょう。

 腎不全を招く病気はいくつもありますが、その1位が糖尿病腎症。糖尿病の人は3割ほどが糖尿病腎症を合併しているといわれますから、決して油断できません。

 糖尿病で「尿中微量アルブミン」を調べたことがなければ、すぐに受けることをおすすめします。

梅田悦生・赤坂山王クリニック院長

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る