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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

こんまり大ブームの陰に汚い部屋が与える健康への悪影響

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 また、人間関係にも作用するかもしれません。乱雑な部屋で映画を見た人は、登場人物の感情表現を正しく理解できなかったという調査データもあるのです。

 そして、極めつきは、散らかった家に住んでいると太る! スナックを余計に食べ、特にフルーツなどヘルシーなものより、クッキーなどをより食べる傾向がある。ものすごく散らかった家に住む人は、そうでない人に比べて77%太っているというデータも報告されています。

 散らかっている状態に対処しようとするために余計に食べてしまったり、部屋の乱雑な状態を意識しないように、テレビを長時間見てしまうということもあるそうです。

 こんまりブームで思わぬ注目を集める「散らかる部屋の脅威」。日本式の片付けが、アメリカ人の健康を救うかもしれません。

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