梅雨晴れは要注意? 夏に多い虫垂炎を甘く見てはいけない

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 食中毒や腸閉塞との違いは、下痢や便秘などの便通異常が見られないことが挙げられる。

 昔は、虫垂炎は「スイカやブドウの種を食べるとなりやすい」といわれたが、これはウソ。あくまでも、細菌感染などの化膿性炎症が原因であるため、粗悪な食品を食べたり、免疫力が低下するようなストレスの多い生活を続けると虫垂炎になりやすいといわれる。

 虫垂炎が疑われるときはお腹を温めてはいけない。細菌感染が進み症状が進行しかねない。虫垂炎を疑ったら食事を取らずに一刻も早く病院へ行くことだ。

 中には多忙を理由に「虫垂くらい慌てる必要はない」と思う人もいるかもしれないが間違いだ。

「急性虫垂炎は3つに大別できます。1つ目は抗生剤での治療が可能なタイプ、2つ目は膿が虫垂の袋の中に充満した蜂窩織炎性タイプ、3つ目は虫垂組織に穴が開いて手術が必要なタイプです。最後のタイプは、発見が遅れると腹膜炎や敗血症といった重篤な合併症を起こして亡くなることもあります」


 実際、2年前のICD基本分類による年次死亡数データによると、急性虫垂炎の死亡者数は77人、詳細不明の虫垂炎を含め104人で、65~99歳が多かった。

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