タンパク質不足が不調招く…大豆プロテインで痩せる3法則
ジムで体を鍛えたら、プロテインを一杯。プロテインというと、マッチョな男の必須アイテムというイメージだが、最近は変わりつつある。手軽な栄養補給やダイエットにも最適と、運動する人はもちろん、しない人にも人気なのだ。どんな摂取方法が効果的なのか。横浜創英大名誉教授の則岡孝子氏(栄養学)に聞いた。
■食事の“棚卸し”をしっかりと
プロテインはタンパク質のことで、キリンビバレッジは先月からローソン限定でミルク由来のホエイプロテインを15グラム配合した「キリン サプリ プロテイン」を販売したほか、森下仁丹も今月20日にホエイプロテインパウダー「大人のプロテイン」を発売。プロテインを扱う企業が拡大、市場が活気づいている。
プロテイン市場に追い風が吹いているのは、「日本人の食事摂取基準2015」の影響があるだろう。
タンパク質の摂取量は、運動をしていない人で5グラム、軽い運動をしている人で15グラム、活発な運動をしている人で27グラムも必要量より不足していたのだ。