我慢が必要なダイエットはやってはいけない…医師が警告

公開日: 更新日:

 薄着の季節になってきた。ダイエットに何度かトライしてきたが、失敗してリバウンドを繰り返している人もいるだろう。

「その大きな原因は、『維持』を考えていないことです」

 こう指摘するのは、東京慈恵医大教授の横山啓太郎医師(同附属病院腎臓・高血圧内科行動変容外来診療医長)だ。

 横山医師はダイエットを患者に指導する際、一つの方法として、「自分が太る理由として、何が問題か」と患者自身が思うことを紙に10個書き出してもらう。そして、そのうち一番悪いと思うことから順に1~10の番号をつけてもらう。

「その上で、一番悪いと思うものをやめられますか?と聞きます。できるという人には、本当に?とさらに聞きます。すると、二番目はどうかな…という声が出てきたりします」(横山医師)

 そこで勧めるのは、一番悪いと思う問題点と二番目に悪いと思う問題点を同時にやめるのは「やめなさい」ということ。それよりも、ハードルが低いものをやめることから始めるように言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る