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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

病院うるさすぎ…警報音1日700回の8割が間違いという現実

公開日: 更新日:

 さらに、医療機器の警報音自体を見直す動きも出ています。医療機器の警報音はかなり以前に定められた基準に沿ったもので、無機質な電子音であるうえ、不協和な音程の組み合わせで不快感を感じさせるものになってしまっているといいます。これをもっと聞き心地よく、しかも正確に状況が把握できるものにできないかという研究が進められています。

 ニューヨーク・タイムズによれば、イギリスのプリマス大学のジュディ・エドワーシー教授を中心に日系人のミュージシャン、ヨーコ・センらも加わって新たな警報音の開発が行われています。たとえば機器から流れる静かな音楽は、ドラムは心臓、ギターは酸素レベル、ピアノは血圧を表し、平常時はハーモニーを保っているが、問題が出ると不協和音になるという案も出ているとか。どういうものが登場するのか期待が高まります。

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