同じ職種でも職場が変わったら聞き取れなくなることも

公開日: 更新日:

 大学1年生のときにAPD(聴覚情報処理障害)と診断された真壁詩織さん(22)は、子供の頃から自分が周囲の人より話が聞き取れていないことに違和感を覚えていたという。

「とはいえ、子供の頃は友達付き合いにそんなに苦労したことはなかったんです。でも、大人になってからその頃の友達に聞いてみると、私だけがクラス全体の雰囲気に気付いていなかったり、聞き返したりしていたと言っていました。大勢での会話が苦手なので、ずっと自分はコミュニケーション障害だと思っていたんですけど、1対1ならちゃんと話せる。若者グループのコミュニケーションって、言葉の意味よりも雰囲気で会話するところがあるので、余計についていけなかったのかもしれませんね。電話も苦手ですが、最近は友達とのやりとりはLINEが中心なので、楽になりました」

 現在、福祉の仕事をしている横田啓司さん(仮名)も「小学校時代からぼーっとしていて、皆が教室を移動するのに自分だけ気付いていなかったり、天然みたいに言われていました。サラリーマンは無理だと思ったので福祉の仕事に就いたのですが、利用者さんと1対1の話なら大丈夫でも、会議とか、他の職員も含めて3、4人での話とかになるとついていけないことはよくありますね」と話す。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?