秋の味覚 栗はビタミンCも食物繊維もたっぷりで高い栄養価

公開日: 更新日:

 スーパーの売り場に秋の味覚がズラリと並ぶ。栗もそのひとつ。栗は、落葉樹になる果実で、我々が普段よく食べている“黄色く甘い”部分は種である。

 オジサン世代には、季節の味覚として、栗ご飯、栗きんとん、渋皮煮あたりが馴染みが深いか。いや、栗ようかんや栗まんじゅう派もいるだろう。

 実は、栗はデンプンが多く脂質が少ないヘルシー食品として知られ、その健康効果は意外に高い。

 たとえば、ビタミンB群(B1、B2など)がたっぷり含まれ、ビタミンCも豊富。ビタミンCは熱に弱いが、栗はデンプン質に含まれるため熱で失われるビタミンCは少ないそうだ。

 また、中年男性にオススメの亜鉛、食物繊維、カリウムなども豊富だし、渋皮部分には抗酸化作用が高いポリフェノールの一種が含まれている。その意味では、渋皮煮などは理にかなった食べ方と言っていい。

 なお、栗の生産量日本一(ランキング)は茨城県で、全国シェアの22・2%を占める。以下、2位=熊本(15・4%)、3位=愛媛(9・8%)と続く。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手