J2新潟・早川が白血病から復帰 不安を乗り越える前向きさ

公開日: 更新日:

 すべてのがんを網羅すると、5年生存率は6割を超える。がんは不治の病ではなく、ほかの病気と同じように共存しなければいけない病気だ。そこで気になるのが、診断されてからいろいろな局面で突きつけられる不安との折り合いだろう。

 サッカー、アルビレックス新潟のDF早川史哉(25)は、筑波大を卒業してチームに加入した2016年に急性白血病と診断された。プロとして歩み始めた直後の悲劇だったが、つらい闘病生活を乗り越え、先月5日、鹿児島ユナイテッドFCとのホーム戦で公式戦復帰を果たしている。

 そこまでの道のりを語り尽くしたのが、著書「そして歩き出す サッカーと白血病と僕の日常」(徳間書店)だ。どうやって不安を乗り越えたのか。早川選手と何度も何度も話し合って構成を担当したノンフィクションライターの安藤隆人氏に聞いた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち

  2. 2

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  3. 3

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  4. 4

    W杯最終予選で「一強」状態 森保ジャパン1月アジア杯ベスト8敗退からナニが変わったのか?

  5. 5

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  1. 6

    指が変形する「へバーデン結節」は最新治療で進行を食い止める

  2. 7

    ジョン・レノン(5)ジョンを意識した出で立ちで沢田研二を取材すると「どっちが芸能人?」と会員限定記事

  3. 8

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 9

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  5. 10

    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も