【胃】手術後の食事はよく噛む、ゆっくり食べる、腹七分目

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 では、どんな食事の取り方をするといいのか。

「はじめのうちは一度にたくさん食べられないので、1日5~6回に分けて食べるようにする。3食の間におやつを2回取ったり、夜食を取るような感じでかまいません。だいたい1年くらいで食事量も徐々に増え、3食に戻っている人が多いようです。注意するのは、ひと口に30回くらい『よく噛む』『ゆっくり食べる』『腹七分目』です。それと水分は食べた物の腸内の通過を早めるので、食事中は少なめにした方がいいでしょう」

 それでも食欲不振と食事量の減少で、体重が10~20%減ってしまうことも少なくない。体重が減り続けたり、短期間に2~3キロ減ってしまう場合は、必要な栄養量が確保できていないことが考えられる。その場合、早い時期から飲む栄養剤「ONS」を使用するとよい。ONSは通販などで購入できるが、医薬品扱いのものもあるので、病院で処方してもらうこともできる。早期の体重管理が大切なのは、術後に抗がん剤を服用する場合、体重が減ると副作用が出やすくなり、飲めなくなることも起こるからだ。

「医療機関では、1日に必要なエネルギー量を呼気から測定する『間接熱量計』や『ハリスベネディクトの式』という推算式を用いて厳密に算出することができます。簡易式を用いた算出では1日のエネルギー必要量は、『25~30キロカロリー×体重(キロ)』でもおおよそ分かります。たとえば体重70キロの人なら、1日最低1750~2100キロカロリーが必要になります」

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