【胃】手術後の食事はよく噛む、ゆっくり食べる、腹七分目

公開日: 更新日:

 では、どんな食事の取り方をするといいのか。

「はじめのうちは一度にたくさん食べられないので、1日5~6回に分けて食べるようにする。3食の間におやつを2回取ったり、夜食を取るような感じでかまいません。だいたい1年くらいで食事量も徐々に増え、3食に戻っている人が多いようです。注意するのは、ひと口に30回くらい『よく噛む』『ゆっくり食べる』『腹七分目』です。それと水分は食べた物の腸内の通過を早めるので、食事中は少なめにした方がいいでしょう」

 それでも食欲不振と食事量の減少で、体重が10~20%減ってしまうことも少なくない。体重が減り続けたり、短期間に2~3キロ減ってしまう場合は、必要な栄養量が確保できていないことが考えられる。その場合、早い時期から飲む栄養剤「ONS」を使用するとよい。ONSは通販などで購入できるが、医薬品扱いのものもあるので、病院で処方してもらうこともできる。早期の体重管理が大切なのは、術後に抗がん剤を服用する場合、体重が減ると副作用が出やすくなり、飲めなくなることも起こるからだ。

「医療機関では、1日に必要なエネルギー量を呼気から測定する『間接熱量計』や『ハリスベネディクトの式』という推算式を用いて厳密に算出することができます。簡易式を用いた算出では1日のエネルギー必要量は、『25~30キロカロリー×体重(キロ)』でもおおよそ分かります。たとえば体重70キロの人なら、1日最低1750~2100キロカロリーが必要になります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離