腎臓<下>人工透析にならないための対策 3つのポイント

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 動脈硬化を進行させる糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病は、「慢性腎臓病(CKD)」の大きな発症リスクになる。血液をろ過し、尿をつくるという重要な働きをしている腎臓は、毛細血管の塊のような組織だからだ。

 特に、末期腎不全まで進行し、透析治療に至る最も多い原因は「糖尿病性腎症」。透析を受けている患者の39%が、糖尿病によって腎不全が引き起こされているのだ。

 糖尿病によって腎臓はどのように破壊されるのか。腎臓病と透析治療を専門とする「みたかの森クリニック」(東京都武蔵野市)の菊池太陽院長が言う。

「糖尿病では血糖が慢性的に高くなって、全身の血管に障害を与えます。毛細血管が毛玉のように丸まってできている糸球体という構造と、それを包む袋状の構造、袋からつながる尿細管をまとめて『ネフロン』といって、1つの腎臓に約100万個あるといわれています。糖尿病で高血糖の状態が続くと糸球体が壊れ、ろ過の不全が生じ、血行動態の異常も生じてネフロンも壊れ、ネフロンの数自体が減少して腎不全が進行するのです」

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