著者のコラム一覧
中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

男子バレー藤井直伸選手は30歳で…スキルス胃がんの早期発見には内視鏡よりバリウム検査

公開日: 更新日:

 驚いた人は少なくないでしょう。バレーボールの男子、東レアローズに所属する藤井直伸さんが胃がんであることを公表しました。30歳の若さです。

 インスタグラムによると、昨年末の試合から目の不調を感じ、症状が改善しないため検査入院したところ、胃がんが発覚したそうです。目の症状は、胃がんが脳に転移したことによる影響といいます。ステージ4で、転移は複数ある可能性が高いそうです。

 たとえば、元野球監督の王貞治さんは66歳、俳優の渡辺謙さんは56歳で胃がんが見つかり、手術で克服。今も元気に活躍されています。一般の方は、胃がんというと中高年で発症するイメージでしょう。

 その点でいうと、藤井さんのケースは若い。しかも診断時点で転移があることから、スキルス胃がんの可能性が高いと思います。アナウンサーの逸見政孝さんやタレントの堀江しのぶさんらの命を奪ったとしてご存じでしょう。

 一般の胃がんは粘膜に潰瘍などができるため、内視鏡やX線などで確認しやすく、早期発見が可能です。ステージ1で手術すれば、9割以上が治ります。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ