著者のコラム一覧
牧田善二糖尿病専門医・AGE牧田クリニック院長

AGE牧田クリニック院長、医学博士、糖尿病専門医。1979年、北海道大学医学部卒業。ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで糖尿病の合併症の原因とされるAGEを研究。96年から北海道大学医学部講師、2000年から久留米大学医学部教授。03年から糖尿病をはじめとした生活習慣病および肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開院、延べ20万人以上の患者を診ている。著書に「医者が教える食事術 最強の教科書」(ダイヤモンド社)ほか、多数。

健康効果は未知数だが…ヨーグルトはこんにゃくと一緒に取る

公開日: 更新日:

 ヨーグルトは牛乳に乳酸菌や酵母を混ぜることで発酵させたものです。発祥の地は欧州、アジア、中東など諸説あり、およそ7000年前とされています。日本では仏教とともに伝わり、「酪」の名で、寺院で使われたようです。明治に入ってからは飲み物でなく「凝乳」の呼び名で「整腸剤」として使われました。

 ヨーグルトが世界的に普及したきっかけは細菌学者のイリヤ・メチニコフが「ブルガリア近辺に長寿者が多いのはヨーグルトを食べているからではないか」と発表したからです。イリヤは1908年にノーベル生理・医学賞を受賞した、ロシアの科学者です。日本でヨーグルトが飲み物として普及したのは第2次世界大戦後です。

 その後の研究で乳酸菌を体内に取り入れると大腸菌などの悪玉菌が排除され腸内の環境が整う、乳酸菌によってタンパク質がアミノ酸に分解されて消化吸収されやすい形になるなどのメリットが報告されています。そのため食品メーカーは新たな研究をしてさまざまな新商品が出ていますが、実際のところどこまで効果があるか、まだ何とも言えません。ヨーグルトは「よく分からない、未知数」というのが私の正直な気持ちです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網