人気ドクターが指摘 「目」の問題解消がボケ対策に役立つ

公開日: 更新日:

 高齢者の目の3大病気が、白内障緑内障、加齢黄斑変性だ。いずれも治療法があるので、冒頭のサバ缶、イワシ缶より、ある意味、確実な認知症予防といえるだろう。

「80歳以上では99%が白内障ですが、白内障の人が手術でよく見えるようになると、60%の人で認知機能の改善があったことが分かっています」

 白内障は「ものがかすんで見える」「明るいところがまぶしい」、緑内障は「視野が欠ける」、加齢黄斑変性は「見たいところが見えない」が典型的な症状。

 緑内障と加齢黄斑変性は、治療が遅れれば失明する可能性がある。速やかな対応が必要だ。

 片方の目に発症している場合、もう片方の目で視力を補っていることもあるので、時々片方ずつ、見え方のチェックを。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い