回線数を増やしてもつながらない相談電話

公開日: 更新日:

 厚生労働省は感染が疑われる人に対し、各都道府県が役所や保健所などに設置している「帰国者・接触者相談センター」に連絡するように求めている。

 もっとも現在は、どこの保健所も電話がつながりにくい状態だ。感染者数が都内で最も多い世田谷区では、保健所への相談電話が1カ月前に比べて倍増。回線数を2倍にして対応する人員も増やしたが、全く追いついていない。

 電話がつながり感染が疑われれば、近くの医療機関を紹介される。移動の手段は、電車やバスなどの公共交通機関の利用は避けるように求められるので、基本、歩いていくしかない。それが困難であれば、救急車を呼ぶことだ。

(4月23日発売 日刊ゲンダイ「新型コロナ完全ガイド」より)

【連載】コロナ陽性患者が必ず経験する苦痛

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  5. 5

    オリックスまさかのドラフト戦略 「凶作」の高校生総ざらいで"急がば回れ"

  1. 6

    ヤクルト2位 モイセエフ・ニキータ 《生きていくために日本に来ました》父が明かす壮絶半生

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    “代役”白石聖が窮地を救うか? 期待しかないNHK大河ドラマ『豊臣兄弟』に思わぬ落とし穴

  4. 9

    福山雅治は"フジ不適切会合参加"報道でも紅白で白組大トリの可能性も十分…出場を容認するNHKの思惑

  5. 10

    バスタオル一枚の星野監督は鬼の形相でダッシュ、そのまま俺は飛び蹴りを食らった