コロナって?親は子供が理解できるように説明していますか

公開日: 更新日:

 受験が間近な年代の子どもでは、勉強の進捗度が気になる。しかし、「勉強しなさい」とガミガミ言うのはNG。

「子ども自身が『勉強は大丈夫か』と不安になっています。どういうスケジュールで勉強を進めていくかを子どもに決めさせ、親はサポートする形に回るべきです」

 子どものゲーム依存症も心配だ。

「自分に合った楽しいことが奪われると、ゲームをしているときだけが安心・安全と感じ、その繰り返しで依存になることもあります。しかし、今は日常が奪われ、仕方なくゲームをしている子どもも多いはず。日常が戻れば、自然とゲームの時間は減ると考えています」

 発達障害などで集団生活にうまく馴染めない子どもにとっては、コロナによる休校が苦痛ではないことも。むしろ心配なのは、学校再開後。無理に登校を促さず、「1時間だけ出席する」「保健室で過ごす」など、子どものペースに合わせて柔軟に対応する。

 コロナとの付き合いは長期戦になるだろう。親も子どもも心身の健康を第一に過ごしていこう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」