「歯磨き」が新型コロナ予防になるのは本当なのか?

公開日: 更新日:

 うがい薬では、「リステリン」のアルコールが有効とされていますし、「イソジン」や「ネオステリン」も効果が期待できます。

 歯磨きは毎食後3分、寝る前に3分、1日4回はしてほしい。うがいは歯磨きの前にするのが理想です。

 また3月に、米紙ニューヨーク・タイムズが歯科医院を感染リスクが高い危険な場所として取り上げました。そのため、世界中で歯の治療を躊躇する動きがありましたが、実際は逆です。

「必要不急」の場所ですから、虫歯に限らず、歯石を除去するスケーリングやメンテナンスもやった方がいい。口腔内を清潔に保って、予防しましょう。

▽柴原孝彦(しばはら・たかひこ)1979年東京歯科大学卒業。93年ドイツ・ハノーバー医科大学に留学(客員講師)、2012年からは東京歯科大学口腔がんセンター長を務める。さまざまな医療現場で活躍するスーパードクターたちが出演の公式YouTubeチャンネル「SuperDoctors -名医のいる相談室-」では、「口腔ケアによるコロナ予防」をテーマに解説します。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった