完治困難な膵臓がんの治療が変わった 新薬が6年ぶりに登場

公開日: 更新日:

 膵臓がんは早期発見が難しいがんだと述べた。とはいえ、約20%の患者は完治が期待できる切除可能のステージⅠ・Ⅱで発見されている。知っておくべきは、膵臓がんが疑われる症状「腹部・背部痛」「黄疸」「糖尿病の増悪」だ。

「胃痛や腹痛、背中痛がある時、胃や腸などの検査で異常なしとなっても安心せず、念のために膵臓も調べる。糖尿病の血糖コントロールが急に悪化したら、膵臓がんも疑う。それが膵臓がんの早期発見につながるかもしれません」

 家系に膵臓がん患者がいる、糖尿病・慢性膵炎・肥満がある、喫煙・大量飲酒の習慣がある、膵嚢胞がある人は、リスクが高いことも分かっている。複数のリスク因子を持つ人は、1~2年に1回、超音波検査などを受けるべきだ。

 なお、昨今注目が高まっている免疫チェックポイント阻害剤だが、膵臓がんにおいては、いまだ期待できるデータは出ていない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状