子供の「眠れない」を放置すると不登校や成長の妨げを招く

公開日: 更新日:

「子供への承認がない中で使えば、薬害が生じた時、国からの補償が一切ない。それでも、子供の睡眠障害の放置は不登校につながりかねず、薬を使わざるを得ませんでした。しかし3月、『小児期の神経発達症に伴う入眠困難』を対象にしたメラトニンが初めて承認されたのです」

 対象は、臨床試験で安全性・有効性が確認された6~15歳。メラトニンはもともと体内にある物質で、それを補充する今回の薬では重篤な副作用は認められていない。3カ月間を目安に使うこととされている。

「メラトニンを1日1回経口投与した子供たちは睡眠障害だけでなく、神経発達症特有の日中の異常行動の改善がみられ、日中の機嫌も改善。薬で質の高い睡眠を取れるようになったことで、睡眠の重要性を理解でき、薬をやめた後も、よい睡眠環境を子供自ら維持できるようになるケースが珍しくありません」

 睡眠障害は不登校だけでなく、将来的に子供の心身に多大な影響を与える可能性がある。なぜなら睡眠は、脳内物質や成長ホルモンなどの分泌に関係しているからだ。

 親から見て「もしかして」と感じられる場合は、まずは小児科医へ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外