網膜円孔・網膜裂孔<4>100%近い確率で網膜剥離の予防が可能

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 レーザー手術が行われ、局部の凝固斑が固まり、接着効果が出るまでに、約1週間程度かかると言う。

「網膜に穴が開いていると診断されても、それまで痛みはないし、ほか、なんの自覚症状も不自由もありませんでした。だから、レーザーで穴の周辺を焼いて(凝固斑)改善しましたと説明されてもピンときませんでしたね」(高野さん)

 ただ、手術後の気持ちの問題なのだろうか、それまでぼやけて見えていた新聞の活字が、少し鮮明に見えるようになったという。

 院長は「このレーザー治療は視力回復を目的にしたわけではありません。事例として術後の患者に、網膜剥離が発生したケースはありますが、100%に近い確率で、網膜剥離を予防することが可能です」と説明した。

 その点はほっとしたが、院長は一呼吸をおいて、高野さんにこう付け加えた。

「今回は右の眼の治療でしたが、左目はまだ穴が空いておりませんが、実は左目の網膜も薄くなっています。しばらく経過観察が必要でしょう。1か月後に、来院してください」

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