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東丸貴信東邦大学名誉教授、平成横浜病院健診センター長

東京大学医学部卒。東邦大学医療センター佐倉病院臨床生理・循環器センター教授、日赤医療センター循環器科部長などを歴任。血管内治療学会理事、心臓血管内視鏡学会理事、成人病学会理事、脈管学会評議員、世界心臓病会議部会長。日本循環器学会認定専門医、日本内科学会認定・指導医、日本脈管学会専門医、心臓血管内視鏡学会専門医。

ショックが引き金に 世界中で報告「コロナ脱毛」2つの理由

公開日: 更新日:

 新型コロナの後遺症の中で意外とされているのが「抜け毛」だ。4月に感染した女優のアリッサ・ミラノは自身のツイッターで、髪の毛をとかすと大量の抜け毛が出る動画を投稿。「新型コロナウイルスによる髪の毛への影響をみんなに見せておこうと思って。この病気を甘く見ないで」と警告し、話題になった。同様の後遺症は世界中で報告されている。

 なぜ、新型コロナになると髪の毛が抜けるのか? その理由のひとつと考えられているのが、感染したという事実が強い精神的ショックとなり、ヘアサイクルを狂わせるというものだ。

 一般的なヘアサイクル(毛周期)は、「成長期」「退行期」「休止期」を一回りに、繰り返し髪の毛が生え替わっている。成長期は古い髪が抜けて新しい毛髪が生まれ成長していく時期をいい、毛母細胞が分裂を開始し、新しい髪が古い髪を押し出しながら成長する。退行期になると毛乳頭細胞が退縮し始め、髪の成長が止まる。毛母細胞の分裂がストップし、休止期を迎える準備をする。休止期に入ると毛乳頭細胞の活動が休止し、髪の成長が完全停止し、次の成長期に向けて準備する。

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