トイレは1日40回 俳優・井澤こへ蔵さん潰瘍性大腸炎を語る

公開日: 更新日:

 母親にその本を買ってきてもらい、読みながら「この先生に診てもらいたい!」と思いました。どこの病院だろうとプロフィルを見ると、奇跡的に僕が住んでいた和歌山の、しかも家から遠くない馴染みのある場所でした。「これは運命だ」と思いましたね。

 退院してすぐに受診したのは言うまでもありません。そこはペインクリニックで、初めの1カ月ぐらいは漢方薬をすすめられて飲みましたが、主な治療は首の付け根に打つ星状神経節ブロック注射と光線の照射でした。交感神経の興奮を抑え、末梢血管の血流が良くなり、自然治癒力がグッと上がるというのです。ほかにも、呼吸法やマイナスイオンのベッドなど、いろいろな方法を駆使して副交感神経を優位(リラックス)にしていく治療法が僕には良かったみたいです。

 何より信頼できたのは、先生がめちゃくちゃしゃべってくれること。先生も同じ病気を経験しているだけに親身になってくれたので、それだけでも治る希望が持てました。今も3~4カ月に1回は通っています。

 食事制限はありませんし、お酒も飲みます。ただ、食べ過ぎた後は必ず腸を休ませて、健康的な生活を心掛けています。習慣にしているのは「爪揉み」です。先生から教わったのですが、手指の爪の付け根には副交感神経を刺激するツボがあるそうです。ただ、薬指だけは交感神経のツボなので、僕は薬指以外を日々揉んでいます。 (聞き手=松永詠美子)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に