マラドーナも手術「慢性硬膜下血腫」には目の異常が表れる

公開日: 更新日:

 実はこの病気は、それ以外にめまいなど視覚の異常が表れることが知られている。

「出血が頭蓋内にたまって起きる脳圧亢進によって、うっ血乳頭(目の奥の視神経の出口を視神経乳頭といい、それがむくみ、充血した状態)が発生。その結果として頭痛、吐き気、嘔吐、視力低下が生じ、それをきっかけに病気が発見される場合も少なくありません。また、脳圧亢進による圧迫性の外転神経麻痺(目を外側に動かす筋肉のことを外直筋といい、その筋肉を動かす外転神経が何らかの原因で麻痺し、動かなくなる状態)によって、眼球運動が阻害されて複視(モノが二重に見えること)を訴えることもあります」

 また、脳内で眼球の運動などをつかさどる前頭眼野の圧迫により、共同偏視(病巣側や病巣とは反対側に両目が共に片寄ること)も神経眼科外来では見ることがあるという。

「いずれにせよ、頭部打撲の既往や、うっ血乳頭の存在などに気が付いて画像診断をすれば、比較的容易に正しい診断にたどり着くことができます」

■リスクの高い人も

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”