伸びるだけで気持ちいい!仕事の合間にできる簡単ストレッチ

公開日: 更新日:

 アスレチックトレーナーの三田貴史さんは、パーソナルトレーナーとして活動するほかに、都内の整形外科で多くの患者にリハビリ指導を行っている。

「患者さんのリハビリの様子を見て思うのは、『もう少し普段から体を動かす習慣をつけてくれたなら、防げる怪我はあるのに』ということ。体を動かすことは、年代を問わず未来の自分の健康を作ることだと意識してほしいですね」

 日本には健康保険があるため、医療費は比較的安価だ。その事情があるせいか、「治療費は安いから、病気になったり怪我をすれば病院に行けばいい話」と自分の健康について考えている人は多いだろう。だが、三田さんはその意識を少しずつでいいから変えてほしいと話す。

「たとえば、歯磨き。毎日数回歯を磨くことで、虫歯、口臭、歯周病が防げる立派な予防医学です。皆さん、無意識に習慣化しているのでは?」

 そう話す三田さんは、20代の頃にアメリカに留学した際、歯磨きの重要性を実感したそうだ。ある日、留学中のストレスから歯をくいしばりすぎて、虫歯になっていた奥歯が欠けてしまった。歯医者に行くものの、留学生なので支払いはすべて実費。ごく一般的な治療を受け、総支払額は7万円。日本なら5000円程度ですむ治療だったという。そのとき以来「未来の自分の健康を作るための予防」の重要さを考えるようになった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理