日本人の多くが不足している亜鉛 牡蠣には驚きの含有量が

公開日: 更新日:

 生もよし、鍋もよし、フライもよし。牡蠣のシーズン到来だ。牡蠣はビタミン、とくにビタミンB群をはじめ、亜鉛、鉄などのミネラル類、アミノ酸の一種であるタウリンなどを豊富に含む食材。そのなかで要注目なのが亜鉛。生殖機能の改善、精子の形成に深くかかわる栄養素だが、あらゆる食品のなかで牡蠣の亜鉛含有量は断トツだ。文科省の「日本食品標準成分表」によれば、100グラム当たり生で13.2ミリグラム、加熱して14.5ミリグラム、薫製で25.4ミリグラムの亜鉛を含む。精力増進にいいとされるウナギのかば焼き(2.7ミリグラム)、脂身のついた牛のリブロースステーキ(6.3ミリグラム)、あるいは牛の生のレバー(3.8ミリグラム)をはるかにしのぐ。同じ貝類であるアワビ、アサリ、シジミはもちろん、タコ、カニなどほかの魚介類も牡蠣の足元にも及ばない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所