赤血球が基準値以下で貧血やめまいが…何を食べればいい?

公開日: 更新日:

 普段、血液についてはあまり気にすることはありません。でも、私たちが鼻からちょうちんを出して熟睡している間も、不眠不休で働いているのです。

 その働きぶりは万能で、酸素と栄養を体の隅々まで運ぶだけでなく、心血管から骨の髄まで各臓器がうまく働けるよう指導しています。

 まとめてみましょう。まず糖、脂質、タンパク質、アミノ酸などの栄養物質や各種ホルモンなどの生理活性物質(心血管、消化管などの各器官を働かせるための情報を伝達する)の運搬を行っています。

 体をウイルスや細菌などの外敵から守るため、白血球による貪食殺菌作用や免疫作用で細菌やウイルスを除去抹殺し、外傷に対しては血小板による血液凝固で止血して傷を塞ぎます。

 また、体の各組織に酸素や栄養を運ぶとともに、体の隅々の器官で作られた老廃物や二酸化炭素を肺、肝臓、腎臓などに運搬します。代謝産物の運搬、体内に分布する化学受容体(呼吸の調節機能)や圧受容体(血圧変化を感知)への適合刺激、そして体温調節を担うこともあります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも