著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

達成したい目標はあえて誰かに公言した方がやる気が出る

公開日: 更新日:

 明けましておめでとうございます。新しい年が始まりましたね。皆さんは、今年に達成したい目標や願いを掲げましたか? 「一年の計は元旦にあり」ではないですが、実は海外、とりわけ欧米では、「ニューイヤーズ・レゾリューション(=新年の誓い)」といって、新年の目標をあえて公言する文化が存在します。

 こういった公言は、心理学では「パブリック・コミットメント」といわれていて、科学的にもエビデンスがあるんですね。

 人間はひとたび決定を下したり、ある決意を実行しようとすると、自分にも他者にも圧力がかかって、自分が決めたコミットメントからブレないように一貫した行動を取るようになります。「一貫性バイアス」などと呼ばれていますが、言った手前、引くに引けなくなったりする状況も、そういった心理が働いているからです。

 コミットメントの実験として、カリフォルニアの家主を対象に、「自宅の庭に公共事業の看板を設置させてほしい」と頼んだ興味深いエピソードがあります。その看板はビッグサイズで、おまけに大きく下手な文字で「安全運転をしよう」と書かれていたものだったそうです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  3. 3

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  4. 4

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 5

    阪神・藤川監督「森下&佐藤輝依存」の無策露呈…極端な“外弁慶”で甲子園残り11試合が最大の鬼門に

  1. 6

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  2. 7

    小池都知事肝いり「築地再開発」頓挫の予兆…松平定信の歴史的遺構と建築費高騰のWパンチ

  3. 8

    岸田元首相も“激怒”! 高市首相の内閣改造めぐる“パワハラ”アンケートに自民党内から非難轟々

  4. 9

    高市首相の内閣改造めぐる迷走と誤算…維新の「本命」外し“スネ傷”中司幹事長起用のウラ事情

  5. 10

    林芳正総務相は結局、留任か…高市首相が画策「内閣改造で総裁選ライバル潰し」に“白旗”