著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

挿入は絶対に必要?新しいスタイルのセックスを楽しもう

公開日: 更新日:

 人との接触で感染する新型コロナウイルスにより、私たちの働き方や暮らし方がガラッと変わりました。人と接触する行為である「セックス」においても、大きなパラダイムシフトが起きようとしています。

 欧米の、日本の保健所のような機関は、「一緒に暮らす家族以外とのセックスの自粛」「自分で行うソロセックス(いわゆるマスターベーション)の推奨」を呼びかけています。マスターベーションを公に推奨するなんて、一昔前では考えられませんでしたよね。

 性交痛を考える仕事をしている私の立場としては、挿入、射精にこだわらないセックスの時代に突入していると考えています。

 性交痛は挿入するときに起きます。セックスを拒否するときは、挿入が痛いからしたくないというのが主な理由です。性欲も、痛みがあると下がります。また、痛くてできないけど、性欲はあるのに……という場合もあります。挿入しないで外側だけのタッチングなら問題なく、気持ちよくなれる人もいます。

 男性側も「挿入しなくたって満足のいくセックスをできる」という考え方に変わると、勃起障害、中折れ、膣内射精障害などに悩まなくて済みます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    JリーグMVP武藤嘉紀が浦和へ電撃移籍か…神戸退団を後押しする“2つの不満”と大きな野望

  2. 2

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  3. 3

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 4

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

  2. 7

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  3. 8

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  4. 9

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  5. 10

    中日FA福谷浩司に“滑り止め特需”!ヤクルトはソフトB石川にフラれ即乗り換え、巨人とロッテも続くか