がんで胃を全摘 元プロレスラー田上明さんが一番心配だったこと

公開日: 更新日:

 今は、がんを治療した病院に半年に1回のペースで通って消化剤を出してもらい、不整脈の病院には2カ月に1回、薬をもらいに行ってる。じつは不整脈だけじゃなく、高血圧と痛風の持病もずっとあって薬を飲んでいるから、朝4錠、昼1錠、夜2錠が日課。けっこう面倒よ。

 病気から学んだことは「不摂生はするもんじゃない」ということ。若い頃は体を酷使していたし、酒とたばこはやり放題、趣味のバイクや釣り、日本刀のコレクションにも大金を使って、健康のことなんて考えていなかったからね。今はもうほとんど処分しちゃって、残っているのは釣り道具用につくった釣り部屋だけ。もう釣りにも行かなくなったから、娘が「あの部屋ほしい」って狙ってるよ(笑い)。

 すっかり体がひ弱になっちゃったのが情けないね。昔は4月にはもう半袖だったけど、すっかり寒がりになった。体調は普通だけど何をするわけでもないし、先のことも考えない。毎日肉の仕込みをして店の隅の席で酒飲んで、たばこ吸ってるだけよ。唯一楽しみなのは、孫の成長を毎日見ること。今1歳7カ月。「美芙流」と書いて「ミハル」と読むんだよ。昔の暴走族の当て字みたいだろ(笑い)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情