ものまね芸人の山本高広さん“結石”で命を落としかけた体験を語る

公開日: 更新日:

山本高広さん(ものまね芸人・声優/49歳)=左結石性腎盂腎炎

「今日手術しないと死にます」

 そう言われてビックリしました。「敗血症」という危険な状態になる一歩手前だったみたいです。尿管結石を簡単に考えていました。

 一番初めの兆候は、今年の8月9日でした。激しい腹痛がありました。食あたりのような、ギックリ腰のような、つっている感じの痛みで、唇が白くなり、呼吸も荒くなるくらい床でのたうち回ったんです。

 そのときは20分ぐらいで治まったのですが、その2日後、福岡での生放送に出演するため、朝からタクシーで空港に向かっていたそのときに、また同じような痛みに襲われました。空港に着いたときには左側の腹から背中にかけて激痛があり、まっすぐ立っていられないほどでした。幸い搭乗時間まで少し余裕があったので、航空会社の方に声を掛けて空港の診療所で診てもらったところ、尿検査で血尿が出ていて「尿管結石の疑いがある」と言われました。

 痛み止めを飲みましたが、2日前の痛みよりひどく、先生に「このまま飛行機に乗るのはやめた方がいい」と言われ、救急車が呼ばれることに……。激痛の中、診療所から福岡の現場担当者に電話をかけて現状を説明しました。生放送だったので行かなきゃいけないという思いはあったのですが、電話をかけるのが精いっぱいでした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘