著者のコラム一覧
小林秀行東邦大学医学部泌尿器科学講座准教授

1975年、東京都生まれ。2000年東邦大学医学部を卒業。卒後研修終了後に東北大学大学院医学系研究科病理病態学講座免疫学分野に進学。医学博士を取得。ペンシルバニア大学獣医学部にてリサーチアソシエイト。その後、東邦大学医学部泌尿器科学講座に復帰。2014年より現職。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本生殖医学会生殖医療専門医。専門は男性不妊症。noteにてブログ「Blue-男性不妊症について」を配信中。

子供が欲しいのに元気がない場合の原因と治療は?

公開日: 更新日:

 神経には交感神経と副交感神経があることはご存じだと思います。交感神経は、興奮したり、緊張したりしたときに有意に働きます。緊張して汗をかいたり、トイレが近くなったりします。副交感神経はリラックスしているときに有意に働きます。元気になるにはまず、副交感神経が働かなければなりません。ゆったりしていないと元気にならないのです。

■ED治療薬で自信を取り戻せば薬なしでOK

 男性の皆さんは経験ありませんか? 授業中に居眠りをしていて、起きたときに勝手に元気になっていたことを。それは居眠りできるくらいリラックスしているからこその現象なのです。性交渉で元気がなくなるのは、“またうまくできないのでは”という不安感で交感神経が有意になるからです。

 治療は、PDE5阻害薬と呼ばれるED治療薬を使います。男性不妊症の勃起障害は、多くは心因性によるものなので効果は抜群です。平成27年度の全国調査でも、86%に効果が見られたと報告されています。


 一度、元気になると自信を取り戻し、ED治療薬がなくても元気になるケースが多いです。Aさんも、カウンセリングとED治療薬のおかげで性交渉がスムーズにできるようになり、奥さんは無事に自然妊娠に至りました。

 女性の皆さん、男性は見かけによらずナイーブなのです。プレッシャーを感じないで、妊活に励んでください。

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