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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

疑問だらけ…日本の新型コロナ水際対策、実体験リポート

公開日: 更新日:

 ここでひとつ不思議なのが、私は今年3月にワクチン接種が完了しているのに、それに関しては何も聞かれないこと。ヨーロッパなどでは、入国にワクチン接種証明の提示を求められる国もあるのですが、五輪選手の2割がワクチン接種をしていないので、それに合わせたのでしょうか? ちなみにアメリカは成人の68%が1度目のワクチンを接種していますが、入国には72時間前の検査が求められるものの隔離はありません。

 成人の1度目のワクチン接種率が30%という緊急事態宣言下の日本で、ワクチンと2度の陰性でも2週間自宅等待機という厳しい水際対策……。ほとんど自粛要請に頼っている日本国内の感染防止策に比べて、大きなギャップを感じました。

 また、五輪関係者の入国は特別扱いというのも、私の予定は五輪ほど重要ではないと言われているようで、いまだに不満です。

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