著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米国の新型コロナ予防の未来に影を落とすワクチンの政治化

公開日: 更新日:

 ニューヨークは6月15日の時点で1度でもワクチンを受けた成人が7割を超えた14番目の州となり、ほとんどの場所でのマスク着用義務やソーシャルディスタンスが解除されました。

 ニューヨークのランドマークのひとつ、エンパイアステートビルでは地上80階の展望台で接種が受けられるようになり、不便な地域に住む人のためにワクチンバスも回っています。懸賞金からフリーチケットまで、あの手この手で接種率を上げようとしている州もあります。

 しかしその一方で、接種がかなり遅れている州もあります。

 特に、ミシシッピ、ルイジアナ、アラバマなど共和党が優勢な南部の州では、1度でも接種した人がまだ5割に達していません。

 カイザー・ファミリー基金の調べによれば、民主党支持者の8割は最低1回の接種を受けているのに、共和党支持者は5割に満たず、27%は今後も受けない方針。民主党でワクチンを受けないとしている人の3%を大きく上回っています。

 マスクの政治化についてお話しした時にも触れましたが、共和党支持者は予防接種もマスク着用も個人の自由であるべきで、押し付けられるものではないという考え方が強いのが特色です。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網