なぜ紫外線は年々強烈になるのか、どんなリスクが潜んでいるのか?

公開日: 更新日:

「オゾン層に次いで有害な紫外線を散乱・吸収するエアロゾル(大気中の微粒子)や雲量が気候変動などにより減少しているからです」(平本氏)

 紫外線には「UVA」「UVB」「UVC」の3種類がある。地上に到達するのがUVAとUVBで、UVCはオゾン層で吸収され地上には到達しない。UVAとUVBを皮膚に浴び続けるとどんなリスクがあるのか?

「UVAは4層ある皮膚の中で真皮まで届いて肌の老化を進めるといわれています。一方、UVBは強いエネルギーがあり、皮膚表面に炎症を起こしヒリヒリとした痛みと赤みを帯びる日焼けが起こります。人によっては水ぶくれができたり、皮膚の免疫力が低下して単純ヘルペスなどの皮膚疾患を発症するケースもあります。また、UVAとUVBのいずれも、場合によっては皮膚の細胞の遺伝子を破壊し、皮膚がんを招くことがあります」(平本氏)

■目や脳にも悪影響が

 紫外線を浴び続けることは目にもダメージを与える。清澤眼科医院の清澤源弘院長が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”