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坂本昌也国際医療福祉大学 医学部教授 国際医療福祉大学 内科部長・地域連携部長

専門は糖尿病治療と心血管内分泌学。1970年、東京都港区生まれ。東京慈恵会医科大学卒。東京大学、千葉大学で心臓の研究を経て、現在では糖尿病患者の予防医学の観点から臨床・基礎研究を続けている。日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会の専門医・指導医・評議員を務める。

食物繊維の摂取が多いほど死亡リスクは低下 日本人9万人以上を調査

公開日: 更新日:

 1日18~21グラムの食物繊維を取るには、1食6グラムを超えなくてはならない。たとえば納豆は1パック約3グラム、ライ麦パンは1個4グラム、そば1人前3.7グラム、トマト中1個1.5グラム、キュウリ1本1.1グラム、バナナ1本1.7グラム。いろいろ組み合わせないと、目標の摂取量に到達しないことが分かります。

 ただ、食事は毎日の積み重ねですから、食物繊維の量を意識するのとしないのとでは、大違い。「今日は疲れたからインスタントラーメンで済まそう」という日があってもいい。

 でもそこに、ちぎって入れられるキノコ類を加えたり、手軽に食べられるトマトやキュウリを副菜にしたりする。ほんのちょっとのことですが、食物繊維の摂取量を少し増やせます。

 今日からぜひ、食物繊維を意識した生活を始めてください。

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