著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

せわしないときこそ「スローな動き」をスローガンにする

公開日: 更新日:

 また、面白いところでは、「動物園でゾウを見ると血圧が下がる」なんてことも言われています。

 確かに、猿のように俊敏な動物は見ている分には楽しいですが、動きがスピーディーで疲れそうですし、ライオンのようなカッコいい動物は気おされそうですよね。

 一方、ゾウのようにゆったりとした動物は、見ていると次第に癒やされる気持ちになると思います。

 ゆったりと動くものというのは心を落ち着かせる――。だからこそ、世界各国にはさまざまなスローな運動や文化が存在するわけで、ゆったりとしたものを自分に取り入れると有効的という事実は、はるか昔からわれわれ人類が経験則として学んでいたことなのかもしれません。太極拳やヨガなどが、多くの人に親しまれているのも納得なのです。

 現代人は、時間や情報に追われせわしなくなりがちですから、“スローな動き”をスローガンにしてみると◎。実際に、深呼吸を一度するだけで落ち着くことが証明されていますから、スローな所作は脱ストレスを考える上でもとても大切です。

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