コロナだけに注意を払っていると…第6波と同時にインフル大流行の声も

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルス感染症が落ち着きを見せるなか新たな脅威を心配する声が上がっている。冬に新型コロナと同時にインフルエンザが大流行して「ツインパンデミック」が起こるのではないか、というのだ。可能性はどうなのか? そもそもいつまでも新型コロナばかりに注意を払っていていいのか? 弘邦医院の林雅之院長に聞いた。

 厚労省によると令和3年第39週(9月27日から10月3日まで)の全国のインフルエンザ患者数は5人。これは昨年より2人、一昨年より4538人も少ない。にもかかわらず、なぜ今年の冬はインフルエンザが流行すると考えられているのか?

「昨年はインフルエンザに感染する人が少なかったため日本人のインフルエンザに対する免疫が弱まっていることがあります。さらに今夏、バングラデシュやインドなどアジアの亜熱帯地域でインフルエンザが流行しており、これらの地域でウイルスが保存され、今後国境を越えた人の移動が再開されれば、世界中へウイルスが拡散される懸念があるのです」

 早めのインフルエンザワクチン接種が声高に呼びかけられているのはそのためだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状