間違いなくやってくる新型コロナ「第6波」で備えるべきポイントは?

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 新型コロナウイルスの新規感染者数が全国的に減少傾向にあり、第5波はピークアウトの様相を呈している。だが、これで一安心というわけにはいかない。専門家の間では、これから冬にかけて第6波が到来すると予想されている。いまから備えておきたい。

 ◇  ◇  ◇

「いちばん悪い事態を想定して備えていくことが重要で、第6波に向けて気を緩めないで準備するべきだ」

 9月14日の会見で、東京都医師会の尾崎治夫会長はこう警鐘を鳴らした。冬場には再び感染が拡大する要因がいくつも指摘されているからだ。

 まず、気温が下がり、空気が乾燥する冬は、ウイルスの生存率が高まるうえ、長時間にわたって空気中を漂うことができるようになるため感染力もアップする。冬は生きたウイルスが長時間広い範囲に浮遊する季節なのだ。

 そうした環境に加え、ワクチンの効果が切れてくるタイミングに突入する。東邦大学名誉教授の東丸貴信氏は言う。

「第5波が一段落した要因はいくつか考えられますが、人々の警戒と自粛に加えワクチン接種が一因なのは間違いないでしょう。9月13日時点では、2回接種を終えた人が51.6%、1回接種は63.8%に達し、とくに優先接種が進められた65歳以上の高齢者は、少なくとも1回接種した割合が89.7%に及んでいます。厚労省は、高齢者へのワクチン接種により、7、8月の2カ月間で感染者10万人以上、死亡8000人以上を抑制したと推定しています。しかし、ワクチン接種によって産生された中和抗体の量=抗体価は3カ月から6カ月で減少するといわれているため、これから冬場にかけてワクチンの効果が弱くなる懸念があるのです」

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