著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

コロナ感染者が1日20%ずつ減少するアメリカで専門家が警鐘

公開日: 更新日:

 アメリカのコロナ感染者は10月中旬現在で1日約8万人、この数は1カ月前の半分以下で1日約20%ずつ減り続けています。国内の感染は収束に向かっているのか? それともこの冬また新たな波がやってくるのか? そんな疑問に答えるメディア記事も出始めています。

 アメリカはこの夏、ワクチン拡充による「コロナからの独立」を宣言するはずだったのに反し、デルタ株による感染が急拡大、これまでの死者は70万人を超えています。

 ニューヨーク・タイムズ紙は過去2年間を振り返り、国民がガードを緩めるたびに感染が再拡大したことを指摘。そして今回のように感染が急激に収束している理由を解明するのは困難で、未来の推測はさらに難しいと説明しています。

 しかし、成人の約7割がワクチン接種を完了。11歳以下の子供たちへの接種も間もなく認可される見込みであるのと同時に、初めての経口薬の認可も近いことで、収束への希望が高まっているのは間違いないとしています。

 一方、国立感染症研究所所長のファウチ博士はCNNに対し、「1日1万人以下にならなければ安心はできない」とコメント。これから気温が下がるとともに屋内での活動が増え感染が再拡大する懸念を伝えています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か