著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

コロナワクチンで心筋炎が3.2倍増加する 世界的医学誌で報告

公開日: 更新日:

 解析の結果、ワクチン接種後から42日以内の心筋炎は、ワクチンを接種した集団で21件、接種していない集団で6件であり、その発症リスクはワクチンを接種していない集団と比較して、接種した集団で3.24倍、統計的にも有意に増加しました。「3.24倍の増加」というと、大きなリスクのように感じるかもしれません。ただ、この数値は「比」であることに注意が必要です。

 10万人当たりの発生件数の差は2.7人という結果であり、たとえ因果関係があるのだとしても、その頻度は極めてまれだと考えられます。

【連載】海外論文に見る副反応

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