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古谷彰子愛国学園短期大学 家政学部准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

なぜアンコウ鍋は冬に重宝される? 栄養価が高い成分が豊富

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 特に一緒に取ることで作用を高め合うとされる「ビタミンACE(エース)」は全食品の中でもトップクラスの含有量です。目の健康免疫力の向上に関わるビタミンAの含有量は、豊富といわれる養殖ウナギの3.5倍。強い抗酸化作用のあるビタミンEと一緒に取ることで、その抗酸化力が増し、悪玉コレステロールの酸化防止に強く働きかけて、アンチエイジングに役立つことも分かっています。

 ほかにも、多く含まれているビタミンB12には精神を安定させる作用もありますし、ビタミンDは骨粗しょう症の予防、セレンの抗酸化作用はビタミンEの500倍といわれるほど。アンコウはそれらの作用を高めながら、一気に摂取できるうれしい食材なのです。

 さらに、脂質中には動脈硬化などを予防するEPAやDHAも多く含まれます。ひれや皮には紫外線保護作用を持つと考えられるコラーゲンが豊富で、皮膚の保護作用も報告されています。

 このように、アンコウには栄養価が高い成分があまりに多いため、ピンポイントで「いつ食べるべきか」についてお話しすることができません。食べ過ぎに注意しつつ、目的に応じて楽しんでみるのがいいでしょう。

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