空腹ではないのに「お腹がグーグー鳴る」のは病気でしょうか

公開日: 更新日:

 ちなみに「腹鳴」は消化管の動きによるものですから、意識して止めることは難しい。アメをなめたり、お茶を飲んだりして、気にしないようにするのがいいかもしれません。

 まれにですが、病気によってお腹が鳴るケースもあります。たとえば「腸閉塞」です。その場合、腸内に詰まった内容物が、腸の内壁にこすれるように動くときに金属音のようなものが生じます。

 このときは耐えられない痛みも併発しますから、金属音に気づく前に不調を感じます。

▽青木厚(あおき・あつし) 1969年長野県生まれ。福井医科大学、自治医科大学大学院修了。40歳で舌がんを患った経験から、専門の内分泌代謝の知識を生かして、日本ではあまり認知されていない、栄養・代謝によるがん治療・がん予防をライフワークとしている。現在、あおき内科さいたま糖尿病クリニック院長。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」