「ほうれい線」ができやすいのはどんな人? 防ぎ方や改善法は?

公開日: 更新日:

 鼻の端と唇の端を結ぶ「ほうれい線」は、主に頬のたるみと乾燥が原因です。加齢によって、顔にも脂肪が付きやすくなり、重力で落ちてきます。また、皮膚のコラーゲンの繊維も脆弱になってきますし、筋肉を吊り上げる靱帯も緩みます。こうした要素が連なって、頬は下がり、ほうれい線が目立ってしまいます。

 さらに乾燥肌の人は、ほうれい線のラインが深く刻まれて痕になって目立ちやすくなります。

 ほうれい線は、女性の方が気にされていますが、実際は男性にも目立ちます。なぜなら、日光による紫外線が皮膚の老化を進ませるためで、日焼け止めや化粧をせずに、外回りしている男性はリスクが高いのです。また、生まれつきの顔の骨格や肌質も関係します。マリオットライン(口の両端から真っすぐ下に伸びる深いシワ)も家系で似てきますから、親族がほうれい線の深いタイプで、気になるようなら意識して肌のケアをしておきましょう。

 対策としては、①顔をこすらないこと。靱帯が引き伸ばされ、たるみやすくなります。②洗顔後は化粧水や乳液を付けて保湿をする。ハリをもたせます。それでも気になる方には、美容皮膚科や美容外科で行っているヒアルロン酸の注入や糸リフトがあります。数年前の自分に戻らせる治療方法として行われています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも