著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

イワシは生活習慣病やアルツハイマーの予防に役立つ

公開日: 更新日:

 カタクチイワシは傷みが早いためイリコやシラス干しなどに利用されています。アンチョビーも、カタクチイワシをオリーブオイルと塩で漬けたものです。

 最近の研究では生活習慣病やアルツハイマーの予防に効果があることがわかっています。

 ラットの実験ですが、メタボリックシンドロームに伴う血糖値異常の改善効果や、イワシオイルを摂取させることで悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させる効果が報告されています。

 さらにイワシにはコレステロール値を下げ、動脈硬化、高血圧予防効果があるタウリンや、血圧を下げる効果があるとされるイワシペプチドが含まれています。

 ほかにも、カルシウム、マグネシウム、リンなど骨の形成にとても重要なミネラルも豊富に含んでいるうえ、カルシウムの吸収をアップしてくれるビタミンDも豊富に含むため、骨粗しょう症予防にも効果的でしょう。

 時間栄養学の観点から考えても、DHA、EPAを含む魚は朝食べることで体内時計を朝型にしてくれる食材であることがわかっています。

 ぜひ朝食の献立に加えてみてはいかがでしょうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状