サル痘は本当にセックスでうつる病気なのか? WHOが調査開始

公開日: 更新日:

 妊婦が感染すると水頭症の子供が生まれるリスクが高まるジカ熱も同じだ。2016年、ブラジル渡航中にジカ熱を発症した46歳のフランス人男性が、帰国後にパリ在住の24歳の女性とオーラルセックスをして感染させた事例が報告されている。

「この男性患者はブラジル滞在中の2月7日に発症、10日にフランスに帰国したときには症状は消えていました。しかし、女性はこの男性と性行為をした3日後の23日にはジカ熱特有の症状に襲われたのです。発症24日後に男性の精液検体から感染能を有するウイルスが分離されたと報告されています。また、男性と女性から得られたサンプルを用いた全遺伝子シークエンス解析結果から、男女間の性行為によるジカウイルス感染経路が明らかになっています」

 新型コロナウイルスも精液の中から発見されている。ただし、それが他人に感染させるだけの能力があるか否かが重要だ。

「その意味で、精液から発見されたサル痘ウイルスゲノムが本当に他人を感染させる能力があるかの見極めが重要です」


 なお、仮にサル痘が性感染症だった場合、主にMSM性感染症だと考えるのは偏見だという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に