世界三大キノコのひとつ ポルチーニの「生」をフリットで

公開日: 更新日:

 フレッシュポルチーニの旬は、10月まで!

 トリュフ、マツタケと並ぶ世界三大キノコのひとつ、ポルチーニ。5~6月にサマーポルチーニが出回り始め、8~10月が最盛期といわれている。乾燥のポルチーニを使った料理はシーズン以外でも食べられるが、“生”を食べたければ、今だ。

 開店18周年を迎えたということで、先だってこの欄で南イタリア料理店「ピノサリーチェ」(渋谷桜丘郵便局近く)を紹介したが、後日またもや訪問。「本日の前菜」にフレッシュポルチーニがあり、小躍りした。どのようにも調理してくれるとのことで、迷わずフリットで注文した。ソテーもパスタもリゾットもおいしそうだったが、「揚げ」の方が、衣で香りが閉じ込められるような気がして。

 フォークで切ると「ポルチーニ汁」が皿にこぼれそうでもったいなく、熱々を口の中に放り込む。ブワッとポルチーニの香りが広がる。くいっと白ワインを飲む。控えめに言って、最高。

 ポルチーニは、ほかのキノコと同様、低カロリーで食物繊維が豊富(揚げたり、バターやチーズや生クリームを使ってソースを作ったりしたら高カロリーだが)。

 今年まだ「生」を食べていない人は、ポルチーニの料理を出している可能性が高いイタリアンレストランへ急げ。(和)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」