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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【馬肉】タンパク質は牛肉とほぼ同じでエネルギーはササミ並み

公開日: 更新日:

 赤身の馬肉には少ないのですが、コレステロール値を下げたり、血液循環を良くしてくれるn3系必須脂肪酸も多く含まれています。脂質が多い馬肉はタテガミと呼ばれる部位です。必須脂肪酸は多いですが、その分エネルギーが高くなるので食べ過ぎには注意しましょう。このn3系脂肪酸は朝に食べることでシャキッと体が目覚める働きがあることも報告されています。

 さらに、馬肉に含まれるグリコーゲンは、疲労回復に非常に役立つ栄養素です。100グラムあたり2290ミリグラム、牛肉が670ミリグラム、豚肉が433ミリグラムなので、馬肉に含まれるグリコーゲンの多さがわかります。グリコーゲンを摂取することで、集中力を高める効果もあることがわかっています。脂質の少ない赤身はぜひ夜に。翌日に疲労をため込まない体が作れる可能性が高まります。

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