著者のコラム一覧
森維久郎赤羽もり内科・腎臓内科院長

三重大学医学部卒業。日本腎臓学会専門医。2020年5月、腎臓内科、糖尿病内科、生活習慣病の診療に特化したクリニックを開院。腎臓について伝える情報サイト「腎臓内科ドットコム(https://jinzonaika.com/)」を監修。

プロ野球の大和選手の「慢性腎臓病」発表から……若いうちから尿検査を

公開日: 更新日:

「先生、慢性腎臓病って若くてもなることがあるんですか」

 クリニックにいらした患者さんから、こんな質問を受けました。昨年「若いうちから、腎臓検診」とのメッセージを流すCMを見て、そんなふうに感じたんだそうです。

 患者さんが目にしたのはきっと日本腎臓財団が制作したCMだろうと思います。人気漫画の「島耕作シリーズ」から、ヤング島耕作、会長、取締役、社長、部長とさまざまな年代の島耕作が登場し、腎臓検診の大切さを24歳のヤング島耕作に語りかける──。そんな内容となっています。

 冒頭の患者さんへの答えは、「若いうちから慢性腎臓病になる可能性はあります」です。最近では横浜DeNAベイスターズの大和内野手(35)が、幼少時から慢性腎臓病を患っていることを公表。同じ病気の子供たちにエールを送り話題となりました。覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 一般的に腎臓の機能低下の原因は、生活習慣と、そして加齢が原因であることが多い。ただ、若い世代の慢性腎臓病は、生活習慣病が原因であることは比較的まれです。

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