重症化しづらい若者の感染が集団免疫をつくる インフルエンザに学ぶ

公開日: 更新日:

 政府は4月にも新型コロナウイルス感染症法上の分類を現在の「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行する考えだという。屋内でのマスク着用も発熱などの症状がある人を除き、原則不要になる。

 むろん、こうした措置はいきなりではなく、段階を踏んで実施されることになる。ところが、こうした「新型コロナ終結に向けたシナリオ」に待ったをかける人も少なくない。いわく「感染対策の緩みから感染が増えたらどうする」というのである。公衆衛生に詳しい岩室紳也医師は、「一律に感染対策を緩めるのではなく、感染対策を緩和する人たちと今以上にケアすべき対象を見極め、有効かつ具体的な感染予防措置を取ることが大切」と言う。

「自分の意思で症状を伝えられない乳幼児は症状があれば必ず受診でき、容体が急変したらすぐに対応できる体制づくりが大切です。乳幼児は新型コロナウイルスのレセプターが少ないので感染しづらい。とはいえ、感染すると急変する場合があります。60歳以上の高齢者本人や周囲にいて面倒をみたり接触する人はマスク着用による飛沫感染予防、空気の流れをつくってエアロゾル感染予防などを徹底する必要があります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る