いま知っておきたい「爪水虫」最新情報(下)塗り薬と飲み薬のメリットデメリット

公開日: 更新日:

 しかし塗り薬で治癒を目指す場合、かなり根気がいる。

「塗り薬を爪の表面に塗ることで、有効成分が白癬菌のいる爪の中や爪床(爪の下にある皮膚)まで浸透します。ところが、ある程度の量は浸透するものの、おそらく爪の奥の隅々までは行き渡らず、効果が見えてくるまで数カ月かかる。治るまでとなると年単位で薬を塗り続けなくてはならず、しかしそれでも治験の結果では治るのは2割弱。そもそも『塗り続ける』という大前提ができる人はわずかで、実態調査でもそれが報告されています」

 塗り薬で一時は症状が改善しても、薬を中断したらまた再発する。完治には至らない。

 一方、飲み薬(経口薬)は効き目が高い。

「2018年に発売された最新の飲み薬(ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物)は、1日1回服用で12週間。ただ、効果が見えてくるのはもっと早く、服用して3~4週間できれいな爪が生えてきた、という患者さんもいます。効果の実感を得られることは、爪白癬治療の継続のモチベーションを保つ。飲み薬の継続率を調べた調査でも、テルビナフィン塩酸塩という飲み薬では平均継続率5.5カ月でした」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網